建築物の設計は格好がよくて楽しい仕事です。
また、現場管理は男らしくてやり甲斐のある仕事です。
それに比べて積算は、こつこつと地味な作業を積み上げて建築予算を算出する

仕事ですから、みんなが喜んでやるわけではありません。

それどころか、出来るなら積算はしたくないというのが率直なところでしょう。

(以前は私もそうでした。)
しかし、いかにすばらしい設計といえども、予算の裏付け無しには絵に描いた餅です。
作業は面倒で、地味な作業ですが、誰かが取り組まなければならない重要な役割です。
それなら自分がやってみよう、それも人様の分まで引き受けて。
それで積算に苦しむ人たちが救われるのなら、それを自分の喜びにすればいい。
これが開業の精神です。
(株)建築見積センター 設立者  潮田(うしおだ)春生

私が手に持っているのは廃材を利用したペン立です。