お客様の2人目が登場する
 会社に設置した直系1mの水車は床屋さんのシンボルと同じく、当社の営業時間中、クルクル回っているので、仕事の関係で訪れて下さる方は大抵「面白いねえ」と言って下さいます。そんな一人、住宅建設と外構工事を業とする、津市内の濱田さんが、「ウチの庭にも作ってくれないか」とおっしゃり、嬉しいお客様第二号の誕生です。
 前回の高松さんはこちらからの申し込みでしたから、頂戴したのは材料実費だけ、製作費は無料サービスでした。ところが、今度は違います。
 モデル機に惚れ込んだ、自発的な注文ですから、必要な費用はいただけます。
 前回は川の流れを利用して回す方式でしたが、今回は河が流れていないので池の上に設置して、水を小型ポンプで汲み上げ、その落下重力利用した方式です。本によりますと、前者を「下掛式」、後者を「上掛式」又は「胸掛式」と呼ぶそうです。
 濱田さんの商売は外構工事業なので、「池は自分で作る」とおっしゃり、当方は水車本体と軸受台、という具合に後割りが決まり、費用も当方の申し込み通り10万円と決まりました。







(続く)